当道場のコンセプトは「強者のためではなく弱者のため」です。

会社や学校で行われる腕相撲で勝てないので強くなりたいと思う者が門を叩き、そして成果を出すために活用する存在なのです。

極論すれば、強い者は元々素質に溢れているのだから少し鍛錬すれば強くなるから放っておけばよいということです。

当道場は多くの全日本チャンピオンと世界チャンピオン1名を輩出しており、それはそれで非常に喜ばしいのですが、そのような浮世離れした場での活躍よりも「腕相撲で勝てない相手に勝てるようになった」といった報告の方がより嬉しいものなのです。

日々の生活に密着した場で成果を出す事を実現させてこそ、存在意義があるのです。

弱者のために行っている具体的なアプローチとしては、とにかく会員数を増やし、決して強くはない方にも適切な練習相手を多数用意することです。
せっかくお越しいただいたのに、最適な練習相手に恵まれずに離れていくことだけは回避したいという使命感がございます。

結果、2017年現在の在籍会員数は220名を超えるにいたり、どのレベルの方にも適切な相手をマッチングすることが可能なのです。

弱者のための存在が当道場なので、周りで敵なしの強者にはふさわしくないのかというと、そうではありません。

なぜならそういう方も当道場へお越ししいただければ、間違いなく弱者に分類されるからなのです。

代表自体が弱者だった

代表が相対的に弱者だったという事が、こういったコンセプトの根底にあります。

偉大なる日本腕相撲協会で鍛錬を続けていた代表には、終世のライバルと目した人物がいました。

そのライバルとの練習での総取り組み数は5桁にも及んだのですが、勝てたのはわずか3桁に届くか届かないくらいだったのです。

代表が始めてアームレスリングの日本チャンピオンに輝いた時は、公式試合で初めてそのライバルに勝って栄光を掴んだという、まさに絵に描いたようなストーリーだったのです。

指導者を有効活用する

アームレスリングが強くなりたくて当道場にお越しいただく方は、将来的に全日本チャンピオンになるといった先の事をイメージする必要はありません。

多くの方は身近な人物に腕相撲が勝ちたいという気持ちで来られると思いますが、とりあえずそういった目先の目的のために通われればいいと思います。

そのようなマインドだと目標が小さなものに変わってしまったりするという懸念もありますが、アームレスリングは無機質なバーベルやダンベル相手に格闘するのとは違い、モチベーションを保ちやすいという特性があります。

とあるライバルを乗り越えたのなら自然と次のライバルが出現し、むしろ目標が当初のそれよりも大きくなる事も多々あるのです。

そしてそのようにステップアップしていくためには、師範(代表)や師範代といった指導者を有効活用する事です。

特に代表はぎっくり腰の発症直後であっても出動し、教鞭をとるくらい苦痛に対して耐性がありますので、例え疲労している様子だったとしても遠慮はいりません。

アームレスリングに限らず指導者というものは、クライアントが寝ている間にメリットを与えるといった芸当はできません。
努力するのはクライアント本人なのです。

指導者ができる唯一にして最大の事は、いつ何時いかなる時も胸(腕)を貸す事なのです。

強くなるためには腕を借り、とにかく指導者を徹底的に使いたおす図々しさも必要なのです。

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